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逆流性食道炎の検査

そこで、内視鏡検査の際に病変部分の組織を一部切り取り、本当に逆流性食道炎を発症しているのか、それともガンの疑いがあるのかを改めて病理検査する事になります。

逆流性食道炎の検査は、大抵問診と内視鏡検査の2本立てで行なわれます。

ただし、どんなに立派な資料に基づき、どんなに大切な質問をされても、患者がアバウトに答えていては、何の意味もありません。

因みに、びらんというのは粘膜のただれの事で、潰瘍は組織破壊が診られる事、このいずれかの症状の有無と進行具合で、今の病気の重傷度が分かる訳です。

患者さんにとっては、非常に辛い検査ですが、これによって、食道の粘膜にびらんや潰瘍が発見されれば、そこで逆流性食道炎である事が判明します。

確かに、びらんや潰瘍がなければ、「非びらん性胃食道逆流症」という病名が告げられる事が圧倒的多数でしょう。

やはり胃カメラを飲んで行なう内視鏡検査で、食道内の粘膜の状態を見なければ、逆流性食道炎の有無や度合いは判断出来ないというのが実際のところなのです。

けれど、これはあくまでも、食道の粘膜にびらんや潰瘍などが診られ、逆流性食道炎である事が明らかになった場合の話。