子宮頸癌のウィルス

子宮頸癌を発症する20代から30代の女性の約7割から8割から見つかっているのが、ヒトパピローマウィルス16型と18型の2種類です。

ウィルスの発見は1983年ですが、2008年度のノーベル生理学医学賞がハラルド・ツア・アウゼン名誉教授に授与されています。

ちなみにヒトパピローマウィルスは100種類以上のタイプがあるのですが、子宮頸癌の原因となるのは約15種類だそうです。

子宮頸癌の原因である発がん性ヒトパピローマウィルスは、性交渉時の感染が多く、コンドームを使用しても完全には感染を防ぐことができないと言われています。子宮頸癌や乳がんなど、女性特有の癌や病気というのはたくさんあります。

そして、子宮頸癌になる発がん性ヒトパピローマウィルスはハイリスク型ですが、実は約9割は自然消滅することが分かっています。